インプロジャパン〜ベーシックコース〜part7
1.ワークの内容
1)基本情報
2)ワークの種類
2.ワークを振り返って
3.全体を振り返って
1.ワークの内容
1)基本情報
回数:7回目(全8回)
料金:3610円(一回分)
※28875円が8回分の受講料です
日時:12月16日(水)19:30〜22:00
場所:秋葉原駅周辺
2)ワークの種類
①アクション回し
②ジャンル連想
③ワンワード
この日は2回行なった。2回目は始まりと終わりの指定のみありバージョン。
④物語に入ってのYes and
設定した物語に入ったところからYes and。今回は『海賊船の秘密を探る』
※Yes andについての説明
⑤Yes andインタビュー
二人一組。ひとりはインタビュアー、もう一人はインタビュイー。
※書き表すのが難しい
⑥実況解説スローモーション
スローモーションで動く人を実況、解説していくワーク。
⑦10分間での即興芝居
場所を決め、その場所から各々が連想したイメージを付け加えていく。
2.ワークを振り返って
告知になります。来週の12月23日は、インプロジャパンベーシックコースの
発表会です!!(オンライン配信)
※20:30から配信スタート
参加者はいつもの稽古場に集い、インプロを行ないます。劇場にお客さんは招かず、オンライン生配信という形になります!!
ついにこのときがやって参りましたよ。
いや、早かったですね。計7回、あっという間でした。
もしご興味ある方がいらっしゃいましたら、下記リンクよりアクセスしてご覧頂ければと思います。
楽しんで頂けるよう頑張ります!!
では、最後のワークの内容を振り返っていきたいと思います
①アクション回しはもうこれだけで面白いとわかりました。シンプルなことをしているのに面白いことが起きるのは、人間が完璧にものを覚え、それを伝え、そして受け取ることができないからこそ故になんでしょうね。
けど、それでいいんです。なにかしようとしなくても変化していくということなのです。変化は起こすもの、というばかりではなく、起きるときに起きると、今はそう信じれます。
③のワンワードは全員で行ない、次に言う人を手で示しつつワードを言う形で行ないました。
全体的に一回目は、advanceになりすぎてしまって、せっかく色々広げられる部分があったのにそのままにしてしまっていたとのことでした。
ファシリテーターの方からは、「引いてみるくらいでいい」とのアドバイスを頂きました。
つまりextendをもっと活用していこうとのことでした。
ご指摘を受けたように、前に前に行き過ぎてイメージが追いついていなかったり、拾われずに過ぎ去ってしまったものが気になってしまって、その場に集中できなくなる感じはありました。
2回目はその点を意識し、かつ最初と最後が決まった状態で望みました。意識的なワードの選択は多くなったかもしれませんが、それでも今必要なワードはなにか、それを感覚的にも感じつつ、といった雰囲気があったように思います。
個人的には必要なものは先に揃っていた方がよい気がしてしまうので、ちょっとその感覚も吟味しつつやっていけたらと思っています。
④の毎回恒例のYes andですが、自分の中でイマイチ手応えを感じられないところがありました。「はい、そして」の構文に違和感を感じていたことに気がつきました。
気付くきっかけはYes andについてのご説明があったからです。
違和感についての前に、まずこの点から記述します。
説明の経緯は、我々がandのあとのYesになりがちだというところからでした。
進みはするが面白くなりそうなものを拾えずにいるため、少し引いてみるくらいだと広く見えていいとのアドバイスがありました。
これまでのワークからそれだけで納得できました。
そこに留まり、いまここにあるものにフォーカスをあてて五感で感じること。
そのためのextend。
これまでの体験から、イメージが具体化されると、それに伴って推進力がうまれ、それに突き動かされるということを学びました。
苦しいときこそその場を五感で感じる。そのようにしていけたらなと振り返ってみて思います。
話しは戻り、and Yesについてですが、Yes andとなにがちがうかについてです。
話しを伺って、私なりに解釈したイメージでの説明になりますが、
※数字は、その人が話した言葉の中から、エクステンド可能なワードを表していると思ってください。
and Yesは
Aさん 「①②③④⑤」
Bさん 「⑥⑦⑧⑨」
Cさん 「⑩⑪⑫⑬」
といったイメージ。
一方でYes andは
Aさん 「①②③④⑤」
Bさん 「❸❹ ⑥⑦」
Cさん 「❸ ❻❼⑧⑨」
というイメージ。
and Yesは直列的に物語は紡がれていきますが、既出のアイデアを受け取られているようでしっかり受けられておらず、具体化されていません。変わりにアイデアのみが付与され続けていっています。
Yes andでは、前の人のアイデアをしっかり受け取っていることがわかります。そして、その上で新たなその人なりのアイデアをいくつか付与しているのがわかります。
相手のアイデアをしっかり受け取り、そして活かし、その上で自らのアイデアの提案ができているかどうかという違いかと思われます。
話しははじめに戻りまして、私が感じていた違和感の部分についてですが、Yes andには
「はい、そして」・・・・・・進展
「そう、なので」・・・・・・結果
「そう、なぜならば」・・・・理由
など、色々な意味があるとのことでした。
そのように言い換えて続けてもいいことを知り、違和感の原因は「はい、そして」の形に縛られていたということに由来するものだったと理解しました。
あ、それやってもいいんだ、と知って自由度が増した感じになるときってありますよね。そんな感覚がありました。
⑤のインタビューゲームは上記のことを払拭してくれるワークでした。
個人的にはこれも究極のYes andのワークだなぁと感じました。
インタビュアーもインタビュイーも、まずは相手の提案を「そうなんですよね/そうなんです」と受け入れる。そこから理由だったり、だからこその何かだったりと提案をしていく。
書き現すのが難しいのですが、回数重ねたいワークだなと思いました。
3.全体を振り返って
いつもワークの最後に振り返りを行ないます。そこで、本番が「怖い」と話してくれた方がいました。また、それが「わかる」と声に出してくださった方も。
私もわかります。恐らくインプロをしていく上でなかなか消えないかもしれません。
これまで全くの恐れや不安なく本番に臨めたことはなかったと思います。
ですが、私はそれらの思考や感情がわいたときにこそ、舞台に出るようにしています。
きっかけに利用している、ということです。
舞台に出れば、みんなが拾ってくれるということを信じています。今回のメンバーも、きっと自分が舞台に出てなにかしても、言っても、誰かが必ず拾ってくれると信じられます。
そう考えるとふっと気持ちが楽になりますね。
本番では、自分がメンバーにそういう感覚を分け与えられたらなと思うところです。
具体的にできることは、受けとること。そして連想されることを言葉に、アクションにして返すこと。
それを忘れないで、臨みたいと思います。
23日の発表会に向けた意気込みになってしまいました。
では、
ご興味ある方がいらっしゃいましたら、ぜひお楽しみください。